院外心停止に対する経鼻冷却は神経学的予後を改善するか?PRINCESS試験
【背景】
心停止後の治療的低体温療法は神経学的予後を伴う生存率を改善する可能性があります。経鼻蒸発冷却は、心肺蘇生中に主に脳を冷却する手法ですが、病院到着前のこの早期冷却が予後を改善するかは不明でした。
【結果】
経鼻冷却群(337例)と標準治療群(334例)の90日時点での良好な神経学的予後(CPC 1-2)は、それぞれ16.6%と13.5%でした(差 3.1%、95%CI -2.3%〜8.5%、RR 1.23、P=0.25)。統計学的に有意な改善は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
院外心停止患者において、病院到着前の経鼻冷却は、良好な神経学的予後を伴う90日生存率を有意に改善しませんでした。この結果は、院外での早期経鼻冷却をルーチンに導入することの有効性を示唆するものではなく、現在の診療ガイドラインの変更には直結しないと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

