脳梗塞発症4.5~9時間後のrt-PA静注、灌流画像で選択すれば有効か
【背景】
急性期脳梗塞に対するrt-PA静注は発症4.5時間以内が原則だが、画像で虚血性だが未梗塞の脳組織が確認されれば、治療可能時間が延長する可能性が示唆されていた。本研究は、この仮説を検証するために実施された。
【結果】
灌流画像で救済可能な脳組織が確認された脳梗塞患者において、発症4.5~9時間後のrt-PA投与群はプラセボ群と比較し、90日後のmodified Rankin scale 0-1の達成率が有意に高かった(35.4% vs 29.5%、調整リスク比 1.44、95%CI 1.01-2.06、P=0.04)。症候性頭蓋内出血はrt-PA群で増加した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、発症4.5~9時間後、あるいは覚醒時脳梗塞において、自動灌流画像で救済可能な脳組織が示された患者に対するrt-PA静注の有効性を示唆する。今後の日本の診療ガイドライン改訂や、画像診断に基づく治療適応拡大の議論に影響を与える可能性がある。ただし、症候性頭蓋内出血の増加も考慮する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

