2型糖尿病予防にビタミンDサプリは有効か?高リスク者対象の無作為化比較試験
【背景】
観察研究では低ビタミンD血症と2型糖尿病リスクの関連が示唆されていましたが、ビタミンD補充が糖尿病リスクを低下させるかについては不明でした。本研究は、糖尿病予備群におけるビタミンD補充の有効性を検証しました。
【結果】
糖尿病予備群2423人を対象に、ビタミンD3 4000 IU/日またはプラセボを投与しました。中央値2.5年の追跡で、糖尿病発症はビタミンD群で293人、プラセボ群で323人でした。ハザード比は0.88(95%CI 0.75-1.04、p=0.12)であり、有意なリスク低下は認められませんでした。有害事象に差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ビタミンD不足の有無にかかわらず、2型糖尿病高リスク者に対するビタミンD3 4000 IU/日の補充では、プラセボと比較して糖尿病発症リスクを有意に低下させないことを示しました。現状では、2型糖尿病予防目的でビタミンDサプリメントを積極的に処方する根拠は乏しいと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

