白衣高血圧は心血管イベント・全死亡リスク増、治療済み白衣効果はリスクなし
【背景】
診察室でのみ血圧が高い「白衣高血圧」が、長期的に心血管イベントのリスクを高めるのかは不明でした。この研究は、未治療の白衣高血圧と、治療中の白衣効果(降圧治療中に診察室血圧のみ高い状態)の心血管イベントと全死亡リスクを明らかにすることを目的としました。
【結果】
未治療の白衣高血圧は、正常血圧と比較して心血管イベントリスクが1.36倍(95% CI, 1.03-2.00)、全死亡リスクが1.33倍(CI, 1.07-1.67)、心血管死亡リスクが2.09倍(CI, 1.23-4.48)と増加していました。一方、治療中の白衣効果では、心血管イベント、全死亡、心血管死亡のいずれのリスクも有意な関連は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
この結果は、未治療の白衣高血圧患者では心血管イベントや死亡のリスクが増加するため、漫然と経過観察するのではなく、積極的な介入を検討する必要があることを示唆します。診察室外血圧モニタリングの重要性が改めて強調され、高血圧の診断と管理において、自宅血圧測定や24時間血圧測定の導入がさらに推奨されるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

