FGFR遺伝子変異陽性の進行性尿路上皮癌にエルダフィチニブが奏効、既治療患者の新たな選択肢となるか
【背景】
尿路上皮癌ではFGFR遺伝子変異がよく見られ、免疫療法への感受性低下と関連する可能性がある。FGFR阻害薬エルダフィチニブは前臨床および第1相試験で抗腫瘍活性を示しており、既治療のFGFR変異陽性尿路上皮癌患者に対する有効性が期待されていた。
【結果】
既治療のFGFR変異陽性進行性尿路上皮癌患者99名において、エルダフィチニブの客観的奏効率は40%(完全奏効3%、部分奏効37%)であった。以前に免疫療法を受けた患者22名では奏効率59%と高かった。無増悪生存期間中央値は5.5ヶ月、全生存期間中央値は13.8ヶ月であった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、FGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性尿路上皮癌で、プラチナ製剤を含む化学療法後に病勢進行した患者に対し、エルダフィチニブが新たな治療選択肢となる可能性を示唆する。特に免疫療法後の患者でも高い奏効率が認められた点は注目に値する。グレード3以上の有害事象が約半数に認められたため、投与量調整等による適切な管理が重要となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

