初回特発性VTE患者の抗凝固薬中止後、10年間の再発リスクと死亡率
【背景】
初回特発性静脈血栓塞栓症(VTE)患者において、抗凝固薬中止後の再発リスクと累積発生率が長期的に不明確でした。本研究は、抗凝固薬中止後のVTE再発率と10年間の累積発生率を明らかにすることを目的としました。
【結果】
抗凝固薬中止後、1年間のVTE再発率は100人年あたり10.3件(95%CI 8.6-12.1)、累積発生率は2年で16%(13-19%)、5年で25%(21-29%)、10年で36%(28-45%)でした。再発VTEの致死率は4%(2-6%)でした。
【臨床へのインパクト】
初回特発性VTE患者では、抗凝固薬中止後も長期にわたり再発リスクが持続し、10年で3割以上が再発する可能性があります。この結果は、特発性VTEの長期管理に関する診療ガイドライン改訂や、患者への予後説明、治療継続の意思決定支援に役立つでしょう。特に、男性や近位DVT/PE合併例では再発リスクが高い傾向が示唆されました。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

