血圧降下治療の適格基準、心血管イベント予防に最適なのはどれか?

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-08-24 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)31359-5

📄 原題:Eligibility and subsequent burden of cardiovascular disease of four strategies for blood pressure-lowering treatment: a retrospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 31353050

【背景】

血圧降下療法の便益は血圧値によらず認められるが、治療指針は依然として血圧閾値に依存している。本研究は、英国を例に、代替的な血圧治療戦略が心血管疾患(CVD)負担に与える影響を検討した。

【結果】

2011年NICEガイドラインでは233,152件、2019年NICEガイドラインでは270,233件、血圧閾値(140/90 mmHg以上)では301,523件、QRISK2リスク閾値(10%以上)では322,921件のCVDイベントが予防可能と推定された。QRISK2閾値戦略は2011年NICEガイドラインと比較し3分の1以上多くのイベントを予防できた。

【臨床へのインパクト】

従来の血圧閾値だけでなく、10年間のCVDリスク予測スコア(QRISK2)を治療適格基準に用いることで、より多くのCVDイベントを予防できる可能性が示唆された。これは、日本の高血圧診療ガイドラインにおいても、血圧値のみならず多因子リスク評価の重要性を再認識させ、治療介入の意思決定プロセスに影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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