敗血症重症例、抗菌薬先行投与は血培感度を半減させる
【背景】
敗血症重症例では抗菌薬先行投与が治療開始を早め転帰改善に繋がる可能性が指摘される一方、血培感度への影響は不明でした。本研究は、抗菌薬投与直後の血培感度を評価しました。
【結果】
抗菌薬投与前の血培陽性率は31.4%でしたが、投与後(中央値70分)の血培陽性率は19.4%に低下しました。両者の絶対差は12.0%(95%CI 5.4%〜18.6%)で有意でした。抗菌薬投与後の血培感度は52.9%(95%CI 42.8%〜62.9%)でした。
【臨床へのインパクト】
敗血症重症例において、抗菌薬投与からわずか70分後でも血培の陽性率が有意に低下し、感度が半減することが示されました。起因菌同定のためには、可能な限り抗菌薬投与前の採血が重要であり、血培採血を待たずに抗菌薬を先行投与する際は、その診断的価値の低下を念頭に置く必要があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

