中等症〜重症潰瘍性大腸炎に対するウステキヌマブ、寛解導入・維持療法として有効性示す
【背景】
IL-12/23p40阻害薬ウステキヌマブの潰瘍性大腸炎に対する有効性は不明であった。そこで、中等症〜重症の潰瘍性大腸炎患者を対象に、ウステキヌマブの寛解導入および維持療法としての有効性と安全性を評価する目的で本研究が実施された。
【結果】
寛解導入療法では、ウステキヌマブ群(130mg群15.6%、6mg/kg群15.5%)はプラセボ群(5.3%)と比較して、8週時点での臨床的寛解率が有意に高かった(いずれもP<0.001)。維持療法では、ウステキヌマブ導入療法に奏効した患者において、44週時点での臨床的寛解率はウステキヌマブ12週ごと投与群(38.4%)および8週ごと投与群(43.8%)がプラセボ群(24.0%)より有意に高かった。重篤な有害事象の発現率はプラセボと同程度であった。
【臨床へのインパクト】
本研究により、ウステキヌマブが中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者において、寛解導入および維持療法のいずれにおいてもプラセボより有効であることが示された。これにより、既存治療で効果不十分な患者に対する新たな治療選択肢として、ウステキヌマブの臨床現場での使用が推奨される可能性が高まった。今後の潰瘍性大腸炎の治療アルゴリズムに影響を与えるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

