進行性線維化を伴う間質性肺疾患にニンテダニブ、FVC低下抑制効果
【背景】
ニンテダニブは特発性肺線維症に有効だが、広範な線維化性肺疾患に対する有効性は不明だった。進行性の線維化性間質性肺疾患患者におけるニンテダニブの有効性を検証する目的で、多施設共同の第3相試験が実施された。
【結果】
全体集団でニンテダニブ群はプラセボ群と比較し、FVC年間低下率が107.0 mL/年(95% CI, 65.4〜148.5; P<0.001)有意に抑制された。UIP様パターン患者でも128.2 mL/年(95% CI, 70.8〜185.6; P<0.001)抑制された。最も多い有害事象は下痢で、ニンテダニブ群で66.9%に発現した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、特発性肺線維症以外の進行性線維化性間質性肺疾患に対してもニンテダニブがFVC低下を抑制することを示した。これにより、広範な線維化性間質性肺疾患患者へのニンテダニブの適応拡大が検討される可能性があり、今後の診療ガイドライン改訂や処方選択肢の増加に繋がる可能性がある。下痢や肝機能異常のモニタリングは引き続き重要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

