抗リン脂質症候群の血栓予防、リバーロキサバンはVKAに非劣性示さず
【背景】
抗リン脂質抗体症候群(APS)の血栓予防における新規経口抗凝固薬(NOAC/DOAC)の役割は不明瞭でした。本研究は、血栓性APS患者においてリバーロキサバンが用量調整ビタミンK拮抗薬(VKA)に非劣性であるかを検証しました。
【結果】
3年間の追跡で、リバーロキサバン群の再発性血栓症は11.6%(11例)、VKA群は6.3%(6例)でした(RR 1.83、95%CI 0.71-4.76)。リバーロキサバン群では脳卒中がVKA群より多く発生しました(9例 vs 0例、補正RR 19.00、95%CI 1.12-321.9)。大出血は両群で同程度でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、血栓性APS患者に対するリバーロキサバンのVKAに対する非劣性を示しませんでした。特に脳卒中の再発リスク増加が示唆されており、血栓性APS患者、特に動脈血栓症の既往や弁膜症を伴う患者では、リバーロキサバンを第一選択とすべきではない可能性が高いと考えられます。現状ではVKAが引き続き標準治療となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

