2型糖尿病患者の腎機能、ビタミンD・オメガ3脂肪酸補充で改善せず
【背景】
2型糖尿病患者にとって慢性腎臓病(CKD)は末期腎不全に至る重篤な合併症であり、心血管リスクも高い。しかし、CKDの進行を予防する治療法は限られており、新たな介入の必要性が高まっていた。
【結果】
2型糖尿病患者1312人を対象に5年間追跡した結果、ビタミンD3補充群とプラセボ群のeGFR変化量に有意差はなかった(差 0.9 mL/min/1.73 m2, 95%CI -0.7〜2.5)。オメガ3脂肪酸補充群とプラセボ群でも同様に有意差は認められなかった(差 0.9 mL/min/1.73 m2, 95%CI -0.7〜2.6)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、2型糖尿病患者の腎機能維持目的でビタミンDまたはオメガ3脂肪酸を補充することの有効性を否定する結果となった。現時点では、これらのサプリメントをCKD予防や進行抑制のために積極的に処方・推奨する根拠は乏しいと考えられる。患者からの問い合わせに対しても、効果は期待できない旨を伝える根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

