NASH治療薬レズメチロム、肝臓脂肪量を大幅減、フェーズ2試験
【背景】
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は進行性の肝線維化を伴う疾患です。肝臓の脂肪代謝を改善し、脂肪毒性を軽減する選択的甲状腺ホルモン受容体βアゴニストであるレズメチロム(MGL-3196)の安全性と有効性を評価するため、本研究が行われました。
【結果】
NASH患者を対象としたプラセボ対照二重盲検試験において、レズメチロム80mg群はプラセボ群と比較し、12週時点で肝臓脂肪量が有意に減少しました(レズメチロム群-32.9% vs プラセボ群-10.4%、最小二乗平均差-22.5%、95%CI -32.9〜-12.2、p<0.0001)。36週時点でも同様の有意な減少が認められました。
【臨床へのインパクト】
レズメチロムはNASH患者の肝臓脂肪量を顕著に減少させることが示唆され、NASH治療薬として期待されます。今後は、より大規模な患者集団での安全性と有効性の検証、および非侵襲的マーカーや画像診断の変化と組織学的効果との関連性の評価が重要となるでしょう。これがNASHの診断と治療戦略に新たな選択肢をもたらす可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

