心筋梗塞後患者への低用量コルヒチン、虚血性心血管イベントを抑制
【背景】
炎症はアテローム性動脈硬化症とその合併症に関与すると考えられている。痛風や心膜炎の治療に用いられる強力な抗炎症薬であるコルヒチンが、心筋梗塞後の心血管イベント抑制に有効か検証された。
【結果】
心筋梗塞後30日以内の患者4745名を対象に、低用量コルヒチン(0.5mg/日)またはプラセボを投与。中央値22.6ヶ月の追跡で、主要複合エンドポイント(心血管死、心停止蘇生後、心筋梗塞、脳卒中、冠血行再建を要する不安定狭心症による緊急入院)はコルヒチン群で5.5%、プラセボ群で7.1%発生し、コルヒチン群で有意に低かった(HR 0.77, 95%CI 0.61-0.96, P=0.02)。
【臨床へのインパクト】
最近心筋梗塞を発症した患者に対し、低用量コルヒチン(0.5mg/日)の追加投与が虚血性心血管イベントのリスクを低減する可能性が示唆された。既存の治療に加えて、抗炎症作用を持つコルヒチンが二次予防戦略の選択肢の一つとなるか、今後の診療ガイドラインへの影響が注目される。ただし、肺炎の発生率上昇も認められており、投与の際は副作用にも留意が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

