TAVR後の弁葉運動低下、リバーロキサバンで抑制も出血・血栓イベント増加
【背景】
経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)後の生体弁では、弁葉の無症候性肥厚と運動低下が4次元CTで確認されています。抗凝固療法がこれらの現象を抑制できるかは不明でした。
【結果】
リバーロキサバン群では、弁葉運動低下が2.1%に対し抗血小板薬群では10.9%でした(差 -8.8%、95%CI -16.5〜-1.9、P=0.01)。弁葉肥厚もリバーロキサバン群で12.4%、抗血小板薬群で32.4%と抑制されました。ただし、主要試験ではリバーロキサバン群で死亡または血栓塞栓イベント、重篤な出血のリスクが上昇しました。
【臨床へのインパクト】
TAVR後の無症候性弁葉運動異常の予防にはリバーロキサバンが有効な可能性を示唆しますが、主要試験では死亡や血栓塞栓イベント、出血リスクの増加が認められました。この結果から、TAVR後の抗凝固療法の適応がない患者へのリバーロキサバン使用は、弁葉の異常抑制効果と全身性の有害事象リスクのバランスを慎重に考慮する必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

