予定帝王切開における臍帯結紮のタイミングが母体出血に与える影響
【背景】
満期産児に対する臍帯結紮遅延は推奨されるものの、そのエビデンスは低リスク経腟分娩が主で、帝王切開に特化したデータは不足していた。本研究は、予定帝王切開における臍帯結紮遅延が母体出血に与える影響を検証した。
【結果】
帝王切開における臍帯結紮遅延群(60秒後)と即時結紮群(15秒以内)で、術前後の母体ヘモグロビン変化量に有意差はなかった(平均差0.12 g/dL、95% CI -0.22~0.46、P=0.49)。新生児ヘモグロビン値は遅延群で有意に高かった(平均差1.67 g/dL、95% CI 0.75~2.59、P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
予定帝王切開において、臍帯結紮遅延は母体出血量を増加させないことが示唆された。この結果は、帝王切開でも経腟分娩と同様に、新生児への利益を考慮した臍帯結紮遅延の実施を支持する可能性がある。今後の臨床現場では、帝王切開における臍帯結紮遅延の積極的な導入が検討されるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

