視神経脊髄炎スペクトラム障害にサトラリズマブ併用、再発リスクをプラセボより低減
【背景】
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)は自己免疫疾患で、約2/3がAQP4抗体陽性です。IL-6が病態に関与し、IL-6受容体標的抗体サトラリズマブの免疫抑制剤併用時の有効性は不明でした。
【結果】
NMOSD患者83名を対象とした試験で、サトラリズマブ群(41名)の再発は8名(20%)に対し、プラセボ群(42名)では18名(43%)でした(ハザード比 0.38、95%CI 0.16~0.88)。AQP4抗体陽性患者では再発リスクがより顕著に低下しました。
【臨床へのインパクト】
既存の免疫抑制剤治療を受けているNMOSD患者において、サトラリズマブの追加投与が再発リスクを有意に低減することが示されました。特にAQP4抗体陽性患者で効果が期待でき、今後のNMOSD治療選択肢の一つとして、再発抑制を目的とした処方検討が進む可能性があります。痛みや疲労への効果は認められませんでした。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

