特発性アカラシアに対するPOEMはLHM+Dor手術に劣らないが逆流性食道炎は多い

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2019-12-05 | DOI:10.1056/NEJMoa1905380

📄 原題:Endoscopic or Surgical Myotomy in Patients with Idiopathic Achalasia.

🔗 PubMed:PMID: 31800987

【背景】

特発性アカラシアの治療として、バルーン拡張術と腹腔鏡下Heller筋層切開術(LHM)が確立されています。より低侵襲な経口内視鏡的筋層切開術(POEM)の早期成績は良好ですが、LHMとの比較は不十分でした。

【結果】

2年時点での臨床的成功率は、POEM群で83.0%、LHM群で81.7%でした(差1.4%、95%CI -8.7〜11.4)。POEMはLHMに対し非劣性を示しました(P=0.007)。重篤な有害事象はPOEM群2.7%、LHM群7.3%でした。逆流性食道炎は、3ヶ月時点でPOEM群57%、LHM群20%、24ヶ月時点ではPOEM群44%、LHM群29%とPOEM群で有意に多く認められました。

【臨床へのインパクト】

特発性アカラシア患者において、POEMはLHM+Dor噴門形成術と比較して、2年時点での症状コントロールにおいて非劣性であることが示されました。有害事象はPOEM群で少ない一方で、逆流性食道炎はPOEM群で高頻度に発生することが明らかになりました。治療選択時には、患者背景や逆流性食道炎のリスクを考慮し、両治療法のメリット・デメリットを十分に説明した上で決定する必要があるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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