HPVワクチン、米国での45歳までの接種拡大は費用対効果が低い
【背景】
米国ではHPVワクチンは11~12歳が定期接種、女性は26歳、男性は21歳までがキャッチアップ接種の対象です。現在、成人への9価HPVワクチン接種拡大が検討されており、その費用対効果が不明でした。
【結果】
現行の米国プログラムは100年間で肛門性器疣贅82%、CIN2/3 80%、子宮頸がん59%、非子宮頸がん39%減少させ、費用削減効果があります。一方、45歳まで接種を拡大してもこれらの減少は0.2~0.4%ポイントの追加にとどまり、質調整生存年あたり83万~184万3千ドルの追加費用がかかります。
【臨床へのインパクト】
米国では現行のHPVワクチン接種プログラムが費用削減効果をもたらす一方で、45歳までの接種拡大は追加の健康利益がわずかで、費用対効果が著しく低いことが示唆されました。日本で成人への接種拡大を検討する際も、同様に費用対効果の観点から慎重な議論が必要となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

