ICU人工呼吸管理患者のストレス潰瘍予防、PPIとH2RBで院内死亡率に差はないか

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2020-02-18 | DOI:10.1001/jama.2019.22190

📄 原題:Effect of Stress Ulcer Prophylaxis With Proton Pump Inhibitors vs Histamine-2 Receptor Blockers on In-Hospital Mortality Among ICU Patients Receiving Invasive Mechanical Ventilation: The PEPTIC Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 31950977

【背景】

ICUのストレス潰瘍予防にはPPIとH2RBが広く用いられているが、これら薬剤の院内死亡率への比較効果は不明であった。本研究は、ICU人工呼吸管理患者におけるPPIとH2RBの院内死亡率を比較することを目的とした。

【結果】

PPI群とH2RB群の90日以内院内死亡率はそれぞれ18.3%と17.5%であり、リスク比1.05(95%CI 1.00-1.10)、絶対リスク差0.93%(95%CI -0.01-1.88%)で、有意差は認められなかった(P=0.054)。臨床的に重要な上部消化管出血はPPI群で1.3%、H2RB群で1.8%と、PPI群で有意に少なかった。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果から、ICU人工呼吸管理患者のストレス潰瘍予防において、PPIとH2RBの90日以内院内死亡率に有意な差は認められなかった。ただし、H2RB群でPPIが20.1%使用されるなど、割り付け薬剤のクロスオーバーが研究解釈を制限する可能性がある。現時点では、死亡率の観点からはどちらの薬剤も同等と解釈できるが、上部消化管出血予防効果はPPIの方が優れる可能性が示唆された。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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