慢性中心性漿液性脈絡網膜症に対するエプレレノン、視力改善効果はプラセボと同等
【背景】
慢性中心性漿液性脈絡網膜症(CSCR)は、60歳以下で視力障害を来す一般的な疾患だが、確立された治療法はない。先行研究ではミネラルコルチコイド受容体拮抗薬エプレレノンの有効性が示唆されていたが、CSCR治療薬として承認されていなかったため、その有効性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
114名のCSCR患者をエプレレノン群とプラセボ群に無作為に割り付け、12ヶ月間治療した。12ヶ月時点の最良矯正視力(BCVA)は、プラセボ群79.5文字、エプレレノン群80.4文字で、調整後の平均差は1.73文字(95%CI -1.12〜4.57、p=0.24)であり、統計学的有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、慢性CSCR患者においてエプレレノンがプラセボと比較して視力改善に優れていないことを示している。現在、CSCRに対してエプレレノンを処方している日本の眼科医は、その処方を中止することを検討すべきである。新たな治療ガイドラインの策定や既存ガイドラインの改訂に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

