2017年ACC/AHA高血圧ガイドラインによる孤立性拡張期高血圧は心血管イベントリスクを増加させない
【背景】
2017年ACC/AHAガイドラインで高血圧の定義が130/80mmHg以上に引き下げられ、孤立性拡張期高血圧の定義も変更された。この変更が孤立性拡張期高血圧の有病率と心血管イベントリスクにどう影響するか不明だった。
【結果】
2017年ACC/AHA定義による孤立性拡張期高血圧の有病率は6.5%で、旧JNC7定義の1.3%より高かった。しかし、この孤立性拡張期高血圧は、心血管疾患(HR 1.06, 95% CI 0.89-1.26)、心不全(HR 0.91, 95% CI 0.76-1.09)、慢性腎臓病(HR 0.98, 95% CI 0.65-1.11)のリスク増加とは関連しなかった。
【臨床へのインパクト】
2017年ACC/AHAガイドラインの新しい定義で孤立性拡張期高血圧と診断される患者は増加するが、この状態が心血管イベントのリスク上昇に直結するわけではないことが示唆された。この結果は、拡張期血圧80mmHg以上130mmHg未満の患者に対する降圧薬治療の適応を検討する上で重要な情報となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

