潜在性結核感染陽性で未治療群における活動性結核発症の絶対リスク:システマティックレビューとメタアナリシス
【背景】
潜在性結核感染(LTBI)は活動性結核発症のリスク因子ですが、ツベルクリン反応(TST)やインターフェロンγ遊離試験(IGRA)が陽性でも、未治療のハイリスク集団で実際にどの程度の頻度で活動性結核を発症するのか、その絶対リスクは不明でした。
【結果】
122の研究を統合した結果、一般人口のTST陽性者における結核発症率は0.3/1000人年(95%CI 0.1-1.1)でした。一方、接触者ではIGRA陽性で17.0/1000人年(95%CI 12.9-22.4)、HIV感染者ではTST陽性で27.1/1000人年(95%CI 15.0-49.0)と、ハイリスク集団では有意に高率でした。
【臨床へのインパクト】
このレビューは、LTBI検査陽性後の活動性結核発症リスクが、特に接触者やHIV感染者、移民、透析患者、移植患者、受刑者といったハイリスク集団でかなり高いことを明確に示しました。これらの情報に基づき、日本の臨床現場でもLTBIの検査と治療に関する意思決定をより適切に行うための根拠となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

