世界のICUにおける感染症の現状と転帰:半数以上が感染、院内死亡率は3割
【背景】
ICU患者における感染症は頻繁に認められます。感染症の種類、起因菌、転帰に関する最新情報は、予防、診断、治療、資源配分の方針策定、および介入研究のデザインに役立つため、世界的な実態調査が求められていました。
【結果】
2017年9月に世界88カ国1150施設でICUに入室した成人患者15,202人のうち、54%(8,135人)が感染症の疑いまたは確定診断を受けていました。ICU入室中に感染症を発症した患者は22%(1,760人)でした。感染症患者の院内死亡率は30%(2,404/7,936人)で、ICU獲得感染症は市中感染症と比較して死亡リスクが有意に高かった(オッズ比1.32、95%CI 1.10-1.60)。
【臨床へのインパクト】
世界的なICUにおける感染症の高い罹患率と死亡率が再確認されました。特にICU獲得感染症は死亡リスクを高めるため、院内感染対策の強化が重要です。グラム陰性菌が起因菌の約7割を占めること、薬剤耐性菌(VRE、ESBL産生Klebsiella、カルバペネム耐性Acinetobacterなど)が死亡リスクと関連することも示され、適切な抗菌薬選択と耐性菌サーベイランスの重要性が示唆されます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

