安定冠動脈疾患の中等度~重度虚血患者、初期侵襲的治療は予後を改善するか
【背景】
安定冠動脈疾患で中等度~重度虚血のある患者において、侵襲的治療(血行再建術+薬物療法)と薬物療法単独のどちらが臨床転帰を改善するかは不明であった。
【結果】
中央値3.2年で、主要複合アウトカム(心血管死、心筋梗塞、不安定狭心症・心不全入院、心停止蘇生)は侵襲群318件、保存群352件。5年時点の累積イベント率は侵襲群16.4%、保存群18.2%(差 -1.8%、95%CI -4.7~1.0)。心血管死または心筋梗塞も同様。全死因死亡に差はなかった。
【臨床へのインパクト】
安定冠動脈疾患で中等度~重度虚血の患者に対し、初期侵襲的治療は初期保存的治療と比較して、虚血性心血管イベントまたは全死因死亡のリスクを中央値3.2年で低減するエビデンスは見出されなかった。これは、日常診療における安定冠動脈疾患患者への初期治療戦略の選択に影響を与える可能性があり、薬物療法単独の重要性が再認識される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

