70歳以上NSTE-ACS患者、クロピドグレルはチカグレロルより出血少なく非劣性

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-04-25 | DOI:10.1016/S0140-6736(20)30325-1

📄 原題:Clopidogrel versus ticagrelor or prasugrel in patients aged 70 years or older with non-ST-elevation acute coronary syndrome (POPular AGE): the randomised, open-label, non-inferiority trial.

🔗 PubMed:PMID: 32334703

【背景】

非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)患者には強力な抗血小板薬が推奨されるが、高齢者における最適な抗血小板療法に関するデータは不足している。本研究は、70歳以上のNSTE-ACS患者において、クロピドグレルとチカグレロルまたはプラスグレル(主にチカグレロル)の安全性と有効性を比較した。

【結果】

クロピドグレル群(n=500)とチカグレロル群(n=502)を比較した。主要出血アウトカムはクロピドグレル群で有意に低かった(18% vs 24%; ハザード比 0.71, 95% CI 0.54-0.94; p=0.02)。主要ネット臨床ベネフィットアウトカム(全死因死亡、心筋梗塞、脳卒中、PLATO大出血および小出血の複合)において、クロピドグレルはチカグレロルに対して非劣性であった(28% vs 32%; 絶対リスク差 -4%, 95% CI -10.0-1.4; p=0.03)。

【臨床へのインパクト】

70歳以上のNSTE-ACS患者において、クロピドグレルはチカグレロルと比較して出血イベントを減少させ、かつ全死因死亡、心筋梗塞、脳卒中、出血の複合エンドポイントを増加させなかった。本結果は、特に高齢で出血リスクが高いNSTE-ACS患者に対し、クロピドグレルがチカグレロルに代わるP2Y12阻害薬として有用な選択肢となりうることを示唆する。これにより、高齢者における抗血小板療法の個別化が進む可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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