SARS-CoV-2流行の中心地イタリアで川崎病様疾患が30倍増加、重症例多く関連性示唆
【背景】
イタリアのベルガモ地方はSARS-CoV-2感染症の流行が深刻で、ウイルス症状を観察する自然な場となっている。この地域で川崎病の発生が増加しており、SARS-CoV-2流行中の川崎病様疾患の発生率と特徴を評価することが目的とされた。
【結果】
SARS-CoV-2流行開始後の川崎病様疾患の発生率は、以前の0.3例/月から10例/月に30倍増加した。流行後の患者は平均年齢が7.5歳と高齢で、心臓合併症(19例中2例 vs 10例中6例)、川崎病ショック症候群(19例中0例 vs 10例中5例)、マクロファージ活性化症候群(19例中0例 vs 10例中5例)の割合が高かった(全てp<0.01)。
【臨床へのインパクト】
SARS-CoV-2流行地域では、川崎病様疾患の発生率が著しく増加し、より重症な病態を呈する可能性が示唆された。特に、高齢の小児における心臓合併症やショック、マクロファージ活性化症候群の合併に注意が必要となる。SARS-CoV-2流行国では同様の事態が予想されるため、日本の臨床現場でも小児の川崎病様症状に対し、SARS-CoV-2感染の可能性を念頭に置いた早期診断と治療介入が重要になるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

