食後愁訴症候群に対する鍼治療の効果を検証、シャム鍼と比較した多施設RCT
【背景】
機能性ディスペプシアの主要病型である食後愁訴症候群(PDS)に対し、鍼治療が広く用いられていますが、これまでの研究の質が低く、その効果は不明でした。本研究は、PDS患者における鍼治療の有効性をシャム鍼と比較して評価しました。
【結果】
4週間の治療後、主要アウトカムである全般的治療効果に基づく奏効率は、鍼治療群83.0%に対しシャム鍼群51.6%でした(差31.4%ポイント、95%CI 20.3-42.5、P<0.001)。また、食後の膨満感、上腹部膨満、早期飽満感の3つの主要症状が全て消失した割合は、鍼治療群27.8%に対しシャム鍼群17.3%でした(差10.5%ポイント、95%CI 0.08-20.9、P=0.034)。効果は治療後12週間維持され、重篤な有害事象はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、PDS患者に対する鍼治療が、シャム鍼と比較して症状の改善および主要症状の消失において有意な効果を示し、その効果が持続することを示しました。この結果は、PDSの治療選択肢として鍼治療を考慮する根拠となり得ます。標準治療で効果不十分なPDS患者に対し、鍼治療を補完的または代替治療として提案する際の有用な情報となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

