世界27カ国における心血管疾患の性差:リスク、治療、発症、死亡率の比較

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-07-11 | DOI:10.1016/S0140-6736(20)30543-2

📄 原題:Variations between women and men in risk factors, treatments, cardiovascular disease incidence, and death in 27 high-income, middle-income, and low-income countries (PURE): a prospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 32445693

【背景】

高所得国では女性の心血管疾患(CVD)治療が男性より少ないとの報告があるが、地域住民ベースの包括的なデータは不足していた。特にCVDの大部分を占める低・中所得国(LMICs)を含め、性差を比較する情報が求められていた。

【結果】

女性は男性に比べCVDリスク因子負担が低く、一次予防策の実施頻度が高かった。CVD発症率(女性4.1/1000人年 vs 男性6.4/1000人年、aHR 0.75)および全死亡率(女性4.5/1000人年 vs 男性7.4/1000人年、aHR 0.62)も女性で低かった。二次予防治療は女性で少なかったが、CVD再発率(女性20.0/1000人年 vs 男性27.7/1000人年、aHR 0.73)および30日死亡率(女性22% vs 男性28%)は女性で低かった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、一次予防では女性が男性より積極的である一方、二次予防では女性への介入が少ないにもかかわらず、CVD発症および死亡率が女性で低いことを示唆する。特にLMICsでは性差が顕著であり、CVD予防・治療の改善は男女ともに、特にLMICsで喫緊の課題である。日本の臨床現場でも、性差を考慮したCVD管理の最適化が求められる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール