がん患者のCOVID-19死亡率、化学療法は影響せず、高齢・男性・合併症がリスク因子
【背景】
がん患者、特に全身性抗がん治療中の患者はCOVID-19による死亡リスクが高いと推測されてきた。この仮説はがん治療に大きな影響を与えるため、大規模多施設研究による検証が求められていた。
【結果】
800人のがん患者を解析した結果、226人(28%)が死亡した。死亡リスクは年齢(OR 9.42 [95%CI 6.56-10.02])、男性(1.67 [1.19-2.34])、高血圧(1.95 [1.36-2.80])、心血管疾患(2.32 [1.47-3.64])と有意に関連した。化学療法は死亡率に有意な影響を与えなかった(1.18 [0.81-1.72])。
【臨床へのインパクト】
がん患者のCOVID-19死亡率は、年齢、性別、合併症が主な要因であり、化学療法を含む抗がん治療自体は死亡リスクを増加させない可能性が示唆された。この結果は、COVID-19パンデミック下においても、がん患者の治療継続の判断に影響を与える可能性がある。治療中断によるがん悪化リスクを考慮し、抗がん治療を継続する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

