帝王切開既往妊婦への意思決定支援ツール、経腟分娩試行率に影響せず
【背景】
米国では帝王切開率の削減が重要課題だが、帝王切開既往妊婦の多くは予定帝王切開を選択する。経腟分娩後の安全性が示唆される中、意思決定支援ツールが経腟分娩試行率を向上させるか不明であった。
【結果】
帝王切開既往妊婦1485人を対象とした多施設RCTで、意思決定支援ツール使用群と通常ケア群の経腟分娩試行率はそれぞれ43.3%と46.2%で、有意差なし(調整絶対リスク差 -2.78% [95%CI -7.80%~2.25%])。経腟分娩率や母児アウトカム、意思決定の質にも有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
帝王切開既往妊婦に対し、妊娠25週以前にタブレット型意思決定支援ツールを導入しても、経腟分娩試行率や実際の経腟分娩率、意思決定の質に有意な改善は認められなかった。本ツールが日本の臨床現場で経腟分娩試行を促す効果は限定的である可能性があり、導入時期や設定の再検討が必要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

