短期経口ステロイドバースト、成人で消化管出血・敗血症・心不全リスク増大
【背景】
経口ステロイドの長期使用による有害事象は知られているが、14日以内の短期バースト療法におけるリスクは不明であった。本研究は、短期ステロイドバーストと消化管出血、敗血症、心不全といった重篤な有害事象との関連を評価した。
【結果】
台湾の成人約260万人を対象とした。ステロイドバースト開始後5~30日以内に、消化管出血(IRR 1.80, 95%CI 1.75~1.84)、敗血症(IRR 1.99, 95%CI 1.70~2.32)、心不全(IRR 2.37, 95%CI 2.13~2.63)の発生率が有意に増加した。これらのリスクは31~90日後には減弱した。
【臨床へのインパクト】
短期経口ステロイドバーストは台湾の成人で頻繁に処方されており、皮膚疾患や気道感染症が主な適応であった。本研究結果は、短期間のステロイドバーストであっても、特に開始後1ヶ月間は消化管出血、敗血症、心不全のリスクが増加することを示唆する。処方時には患者背景を考慮し、これらの有害事象への注意喚起や予防的介入の必要性を検討すべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

