超早産児の気管支肺異形成症予防、DHA母体摂取は効果なし、むしろBPD増加の可能性
【背景】
DHA(ドコサヘキサエン酸)の母体摂取は、気管支肺異形成症(BPD)の予防に有効な可能性が示唆されていましたが、これまでのエビデンスは不確実でした。本研究は、超早産児におけるDHA母体摂取のBPDフリー生存率への影響を検証しました。
【結果】
妊娠29週未満で出生した母乳栄養児において、DHA母体摂取は36週修正週齢時点でのBPDフリー生存率を改善しませんでした(DHA群 54.9% vs プラセボ群 61.6%、絶対差 -5.0% [95% CI, -11.6% to 2.6%])。むしろ、生存児におけるBPD発生率はDHA群で有意に高値でした(41.7% vs 31.4%、絶対差 11.5% [95% CI, 2.3% to 23.2%]、p=0.01)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、妊娠29週未満で出生した超早産児のBPD予防を目的としたDHAの母体摂取を支持しません。むしろBPD発生率を増加させる可能性が示唆されたため、現状ではDHAの積極的な推奨は避けるべきです。早期中止された研究であるため解釈には限界がありますが、現状の臨床現場でのDHAサプリメントの利用について再考を促す可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

