腹部手術後低酸素血症に対する静注アセトアミノフェン、48時間持続効果は認めず
【背景】
術後患者のオピオイド誘発性呼吸抑制と低酸素血症は頻繁に起こり、重症化することも少なくない。非オピオイド鎮痛薬がオピオイド消費量を減らすことで、術後低酸素血症も減少する可能性がある。
【結果】
静注アセトアミノフェン群とプラセボ群で、主要評価項目であるSpO2 90%未満の低酸素血症の総持続時間中央値に有意差はなかった(アセトアミノフェン群0.7分/時 vs プラセボ群1.1分/時、P=0.29)。オピオイド消費量、疼痛スコアなど副次評価項目にも有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
腹部手術後の静注アセトアミノフェンは、プラセボと比較して術後48時間の低酸素血症の持続時間を有意に短縮しなかった。この結果は、術後低酸素血症の予防を目的とした静注アセトアミノフェンの使用を支持するものではない。日本の臨床現場でも、この目的でのルーティン使用は見直される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

