コロンビアにおける妊婦ジカウイルス感染症と妊娠転帰、脳・眼奇形の関連性
【背景】
2015年から2016年にかけてコロンビアでジカウイルスが流行し、妊婦への影響が懸念された。ジカウイルス感染症(ZVD)と先天性欠損症の全国サーベイランスデータを用いて、妊娠および乳児の転帰への影響を評価した。
【結果】
検査確定ZVD妊婦5673例中、93例(2%)の乳児または胎児に脳または眼の欠損が認められた。症状が妊娠初期に発症した群では、脳または眼の欠損の発生率が妊娠中期または後期発症群よりも高かった(3% vs. 1%)。流行中の脳または眼の欠損の有病率は出生1万あたり13例であり、流行前の8例、流行後の11例と比較して高かった。
【臨床へのインパクト】
ジカウイルス流行地域での妊娠管理において、妊娠初期のZVD発症は胎児の脳や眼の奇形リスク増加と関連することが示唆された。これは、ジカウイルス感染が確認された妊婦、特に妊娠初期に症状を呈した妊婦に対する詳細な胎児スクリーニングや慎重な経過観察の必要性を裏付ける。日本国内でのジカウイルス感染症の発生は稀だが、渡航歴のある妊婦の診療において、本知見はリスク評価の一助となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

