乳がん温存手術中の単回術中照射、術後全乳房照射に匹敵する長期成績
【背景】
早期乳がんの温存手術後には全乳房への術後放射線療法が標準だが、治療期間が長く患者負担が大きい。単回術中照射(TARGIT-IORT)が、術後全乳房照射(EBRT)の代替となりうるか、長期成績を検証した。
【結果】
TARGIT-IORT群(1140例)とEBRT群(1158例)で比較した。5年局所再発率はTARGIT-IORT群2.11%に対しEBRT群0.95%(差1.16%, 90%CI 0.32-1.99)で非劣性が示された。中央値8.6年の長期追跡で、局所再発、乳房切除、遠隔転移、全生存、乳がん死亡に有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
早期乳がん患者において、TARGIT-IORTはEBRTと同等の長期的な癌制御効果を示し、乳がん以外の死亡率が有意に低かった(HR 0.59, 95%CI 0.40-0.86)。温存手術を計画する際、TARGIT-IORTは患者の選択肢として考慮されるべきであり、治療期間短縮と全身への影響軽減に貢献しうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

