RET融合遺伝子陽性NSCLCに対するセルペルカチニブ、高い奏効率と頭蓋内病変への効果

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2020-08-27 | DOI:10.1056/NEJMoa2005653

📄 原題:Efficacy of Selpercatinib in RET Fusion-Positive Non-Small-Cell Lung Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 32846060

【背景】

非小細胞肺癌(NSCLC)の1〜2%にRET融合遺伝子が見られ、癌の発生に関与しています。この遺伝子変異を持つ患者さんに対する選択的RET阻害薬の有効性と安全性は不明でした。

【結果】

過去にプラチナ製剤治療を受けた患者105名では奏効率64%(95%CI: 54-73)、奏効期間中央値17.5ヶ月でした。未治療患者39名では奏効率85%(95%CI: 70-94)でした。脳転移患者11名では頭蓋内奏効率91%(95%CI: 59-100)と高い効果を示しました。

【臨床へのインパクト】

RET融合遺伝子陽性NSCLCの患者さんにとって、セルペルカチニブは新たな治療選択肢となる可能性が高いです。特に、未治療の患者さんや脳転移を有する患者さんにも高い有効性が示されており、今後の診療ガイドラインに影響を与えるかもしれません。RET融合遺伝子の検査が、より早期から推奨されるようになる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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