重症COVID-19入院患者へのアジスロマイシン併用は臨床転帰を改善せず、ルーチン使用は非推奨

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-10-03 | DOI:10.1016/S0140-6736(20)31862-6

📄 原題:Azithromycin in addition to standard of care versus standard of care alone in the treatment of patients admitted to the hospital with severe COVID-19 in Brazil (COALITION II): a randomised clinical trial.

🔗 PubMed:PMID: 32896292

【背景】

COVID-19治療におけるアジスロマイシンの有効性と安全性は不明確でした。本研究では、重症COVID-19入院患者に対し、標準治療(ヒドロキシクロロキンを含む)にアジスロマイシンを追加することで臨床転帰が改善するかを評価しました。

【結果】

重症COVID-19患者397人(アジスロマイシン群214人、対照群183人)を対象とした結果、主要評価項目である15日時点の臨床状態(6点順序尺度)に群間差は認められませんでした(OR 1.36 [95% CI 0.94-1.97], p=0.11)。有害事象の発生率にも有意差はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

重症COVID-19患者において、アジスロマイシンを標準治療(ヒドロキシクロロキンを含む)に追加しても臨床転帰は改善しませんでした。この結果は、重症COVID-19患者に対するヒドロキシクロロキンとの併用によるアジスロマイシンのルーチン使用を支持しません。既存の治療プロトコルを見直し、不必要な薬剤の使用を避ける根拠となり得ます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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