早産児のルーチン予防接種、抗体レベルは正期産児より低いがブースターで改善
【背景】
早産児、特に極低出生体重児や超低出生体重児は、標準的な予防接種スケジュールでは十分な免疫が得られない可能性が懸念されている。本研究は、早産児における定期予防接種の免疫原性を評価することを目的とした。
【結果】
296人の早産児を対象とした。一次接種後、百日咳毒素、ジフテリア、破傷風、および10価肺炎球菌ワクチンのうち6つの血清型に対する防御抗体レベルは83.0%~100%の早産児で達成された。Hibに対する防御抗体レベルは34.7%~46.2%(全体で40.6%)と低かった。ブースター接種後、Hib(88.1%)を除く全ての抗原で95%以上の早産児が防御抗体レベルを達成した。しかし、抗体価の幾何平均濃度は、百日咳毒素と肺炎球菌血清型4および19Fを除き、正期産児より有意に低かった。
【臨床へのインパクト】
早産児のルーチン予防接種は、一次接種とブースター接種により、Hibを除きほとんどの抗原に対して防御抗体レベルを誘導することが示された。ただし、抗体濃度は正期産児より低い傾向にあるため、早産児における免疫の持続性や追加接種の必要性について、今後の検討が必要となる可能性がある。Hibに関しては、さらなる対策が検討されるべきかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

