関節リウマチ患者における少量ステロイドと重症感染症リスク:投与量依存的な関連を大規模データで検証
【背景】
関節リウマチ(RA)治療で少量ステロイドが頻用されるが、長期使用の安全性、特に重症感染症リスクは不明確だった。安定したDMARD治療中のRA患者における、少量ステロイド長期使用と入院を要する感染症リスクを定量的に評価した。
【結果】
安定DMARD治療中のRA患者において、ステロイド非投与群と比較し、入院を要する感染症の1年累積発生率は、5mg/日以下で1.2倍(Medicare 8.6% vs 11.0% [95% CI, 10.6-11.5%])、5-10mg/日で1.7倍、10mg/日超で2.1倍と、用量依存的に有意な増加を認めた(全てp<0.001)。
【臨床へのインパクト】
安定DMARD治療中のRA患者でも、少量ステロイドは、5mg/日以下といった低用量であっても、入院を要する重症感染症リスクをわずかながら有意に増加させることが示された。臨床医は、少量ステロイドのベネフィットと、この潜在的な感染症リスクを慎重に比較検討し、処方判断を行う必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

