小児急性下痢症への亜鉛投与、標準量より低用量で効果維持し嘔吐減少
【背景】
WHOは小児急性下痢症に亜鉛20mg/日を推奨するが、先行研究で嘔吐増加が指摘されていた。本研究は、低用量亜鉛が同等の効果を維持しつつ嘔吐を減らせるかを検証した。
【結果】
下痢期間5日超の割合は20mg群6.5%に対し10mg群7.7%、5mg群7.2%で、いずれも20mg群に対し非劣性だった。下痢回数も非劣性。投与30分以内の嘔吐は20mg群19.3%に対し10mg群15.6%(相対リスク0.81)、5mg群13.7%(相対リスク0.71)と有意に低かった。
【臨床へのインパクト】
小児急性下痢症に対する亜鉛投与において、標準の20mg/日ではなく10mg/日や5mg/日といった低用量でも下痢に対する治療効果は維持され、嘔吐のリスクが有意に減少することが示唆された。特に嘔吐しやすい小児や、亜鉛投与による嘔吐で服薬アドヒアランスが低下しやすい症例では、低用量亜鉛の選択が有用となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

