乳幼児へのアジスロマイシン大量投与、4年間の長期投与で薬剤耐性が大幅増加

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2020-11-12 | DOI:10.1056/NEJMoa2002606

📄 原題:Macrolide and Nonmacrolide Resistance with Mass Azithromycin Distribution.

🔗 PubMed:PMID: 33176084

【背景】

サブサハラアフリカでは、乳幼児へのアジスロマイシン半年ごとの大量投与が死亡率を減少させることが示されている。しかし、マクロライド耐性菌が増加する副作用も報告されており、4年間の長期投与が腸内耐性菌叢に与える影響は不明であった。

【結果】

アジスロマイシン投与群では、プラセボ群と比較してマクロライド耐性遺伝子が36ヶ月時点で7.4倍(95% CI, 4.0-16.7)、48ヶ月時点で7.5倍(95% CI, 3.8-23.1)に増加した。また、ベータラクタム系抗生物質を含む非マクロライド系抗生物質への耐性遺伝子も増加した。

【臨床へのインパクト】

地域でのアジスロマイシン大量投与は、マクロライド耐性だけでなく、ベータラクタム系抗生物質など他の薬剤への耐性も広げる可能性が示唆された。これは、地域全体の感染症治療戦略に影響を及ぼし、耐性菌感染症の増加や治療選択肢の減少につながる懸念がある。日本国内での抗生物質適正使用の重要性を再認識させる結果である。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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