大腸癌肝転移に対する腹腔鏡下肝切除術、長期癌関連アウトカムは開腹術と差なし
【背景】
腹腔鏡下肝切除術は世界的に普及しているが、その癌関連の安全性を示す高レベルのエビデンスは不足している。本研究は、大腸癌肝転移患者における腹腔鏡下と開腹肝切除術の長期癌関連アウトカムを比較した。
【結果】
追跡期間中央値70ヶ月で、5年全生存率は腹腔鏡群54%、開腹群55%(差0.5%ポイント、95%CI -11.3〜12.3%ポイント、HR 0.93、p=0.67)だった。5年無再発生存率は腹腔鏡群30%、開腹群36%(差6.0%ポイント、95%CI -6.7〜18.7%ポイント、HR 1.09、p=0.57)で、両群間に有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、大腸癌肝転移に対する腹腔鏡下肝切除術の長期癌関連アウトカムが開腹術と同等であることを示唆する。これにより、腹腔鏡下肝切除術の安全性に対する懸念が軽減され、適応拡大を後押しする可能性がある。ただし、生存率で約10%ポイントの差は除外できないため、今後の多施設共同試験や国際レジストリによる検証が望まれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

