末梢神経障害は糖尿病の有無にかかわらず米国の成人で死亡リスクと関連、一般集団の新たな死亡リスク因子か
【背景】
糖尿病がない場合でも末梢神経障害(PN)が一般的であることが示唆されているが、一般集団におけるPNの臨床的帰結はこれまで十分に評価されていなかった。本研究は、米国成人におけるPNと全死因および心血管死亡率との関連を明らかにすることを目的とした。
【結果】
PNの有病率は全体で13.5%(糖尿病患者で27.0%、非糖尿病患者で11.6%)であった。追跡期間中央値13年で、糖尿病患者ではPNが全死因死亡率(HR 1.49, 95%CI 1.15-1.94)および心血管死亡率(HR 1.66, 95%CI 1.07-2.57)と有意に関連していた。非糖尿病患者ではPNが全死因死亡率(HR 1.31, 95%CI 1.15-1.50)と有意に関連していた。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、足の感覚低下を伴うPNが、糖尿病の有無にかかわらず一般集団における死亡の新たなリスク因子である可能性を示唆している。日本の臨床現場においても、糖尿病患者だけでなく非糖尿病患者においても、PNの早期発見と適切な管理が、全死因死亡率の低下に寄与する可能性がある。特に、足の感覚低下を訴える患者に対しては、PNの評価を積極的に行うことで、死亡リスクの層別化や介入の必要性を検討すべきだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

