慢性アキレス腱症に多量注入療法、通常ケアへの上乗せ効果なし
【背景】
慢性アキレス腱症に対する多量注入療法(ステロイドなし)が、通常ケアに加えて臨床転帰を改善するかは不明でした。血管新生を伴う慢性アキレス腱症患者において、その有効性を検証する目的で本研究が実施されました。
【結果】
多量注入群とプラセボ群ともに、主要評価項目であるVISA-Aスコアはベースラインから24週で有意に改善しました(多量注入群 40.4→59.1、プラセボ群 36.9→58.5)。しかし、24週時点での群間差は0.5点(95%CI -17.8~18.8)と有意差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
慢性アキレス腱症患者において、ステロイドを含まない多量注入療法は、運動療法などの通常ケアに上乗せしても症状軽減効果がないことが示されました。本研究結果に基づくと、この患者群に対する多量注入療法の使用は推奨されません。日本の臨床現場でも、安易な多量注入療法の導入は避けるべきでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

