COVID-19ワクチン接種対象人口の国際比較、目標設定で優先順位に差
【背景】
各国でCOVID-19ワクチン接種戦略を策定する際、目標設定によって優先すべき対象人口の規模が異なる。本研究は、WHO加盟194カ国を対象に、目標に応じた接種対象人口を推定し、公平かつ効率的なワクチン分配計画策定に資することを目指した。
【結果】
ワクチン接種目標(社会機能維持、重症化抑制、伝播阻止)により対象人口は大きく異なった。欧州はエッセンシャルワーカー(6300万人、8.9%)と基礎疾患保有者(2億6590万人、37.4%)の割合が最も高く、東南アジアは健康な成人(7億7750万人、58.9%)が最も高かった。全世界でワクチン接種に前向きな成人は37億人(95%CI 32億〜41億人)と推定された。
【臨床へのインパクト】
各国の疫学状況、人口構成、基礎疾患保有率、ワクチン受容性、入手可能なワクチン量に応じて、最適な接種戦略と分配計画を策定する必要がある。日本においても、社会機能維持、重症化抑制、伝播阻止のどの目標を優先するかにより、接種対象者の優先順位や規模が大きく変動するため、国内状況を詳細に分析した上で、エビデンスに基づいた柔軟な戦略立案が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

