高齢軽症COVID-19患者への高力価回復期血漿早期投与で重症化抑制、NEJM報告
【背景】
COVID-19早期の病態進行を阻止する治療法は確立されておらず、入院患者への回復期血漿投与は有効性が示されていませんでした。しかし、抗体は病気の早期に投与すべきとの仮説があり、軽症高齢者での早期投与の有効性が検討されました。
【結果】
軽症COVID-19発症後72時間以内の高齢患者160人を対象とした二重盲検プラセボ対照試験で、回復期血漿群はプラセボ群と比較し、重症呼吸器疾患への進行を48%抑制しました(相対リスク 0.52、95%CI 0.29-0.94、p=0.03)。有害事象は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、軽症COVID-19の高齢患者に対し、発症早期に高力価回復期血漿を投与することで、重症化を抑制できる可能性を示唆しました。しかし、症例登録が困難となり、試験が早期中止された点、また、回復期血漿の調達・供給体制の課題から、日本の臨床現場で広く適用されるには、さらに大規模な検証と実用化に向けた検討が必要と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

