悪性胸膜中皮腫の初回治療、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法が標準化学療法を上回る全生存期間を示す第3相試験
【背景】
悪性胸膜中皮腫の既存の全身療法は生存期間への寄与が限定的な化学療法のみであり、予後不良であった。他のがん種で有効性が示されているニボルマブとイピリムマブの併用療法が、悪性胸膜中皮腫の全生存期間を改善するか検証された。
【結果】
ニボルマブ+イピリムマブ群の全生存期間中央値は18.1ヶ月(95% CI 16.8-21.4)で、化学療法群の14.1ヶ月(12.4-16.2)と比較して有意に延長した(ハザード比 0.74、96.6% CI 0.60-0.91、p=0.0020)。2年全生存率はニボルマブ+イピリムマブ群で41%、化学療法群で27%だった。
【臨床へのインパクト】
切除不能な悪性胸膜中皮腫の初回治療において、ニボルマブとイピリムマブの併用療法が標準化学療法と比較して全生存期間を有意かつ臨床的に意義のある改善を示した。本結果は、米国では2020年10月に承認されており、日本でも治療選択肢として導入されることで、本疾患の治療方針に大きな影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

