妊娠前からの低用量アスピリン、流産既往女性の妊娠・出産改善に寄与か

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2021-05-01 | DOI:10.7326/M20-0469

📄 原題:The Effect of Preconception-Initiated Low-Dose Aspirin on Human Chorionic Gonadotropin-Detected Pregnancy, Pregnancy Loss, and Live Birth : Per Protocol Analysis of a Randomized Trial.

🔗 PubMed:PMID: 33493011

【背景】

過去の大規模RCTでは、妊娠前からの低用量アスピリン(LDA)が妊娠転帰に良い影響を与えないとされたが、服薬遵守率が考慮されていなかった。本研究は、服薬遵守率を考慮した解析で、LDAの妊娠喪失と生児出産への影響を評価した。

【結果】

週5日以上のLDA服薬遵守により、プラセボと比較して、女性100人あたりhCG陽性妊娠が8件(95%CI 4.64-10.96)、生児出産が15件(95%CI 7.65-21.15)増加し、妊娠喪失が6件(95%CI -12.00 to -0.20)減少した。この効果は週4日以上の服薬で認められた。

【臨床へのインパクト】

過去に1~2回の流産既往がある女性に対し、妊娠前から週4日以上のLDA服薬を推奨する根拠となりうる。特に、服薬遵守率を高めることが有効性向上に重要であるため、患者指導の際に服薬継続の重要性を強調する必要がある。ただし、本解析は観察研究の限界も持つため、今後のさらなる検証が望まれる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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