両側前庭機能低下に対する前庭インプラント、姿勢・歩行・QOL改善と聴力低下
【背景】
両側前庭機能低下は、眼・頭部・体幹を安定させる前庭反射の障害により、慢性的な平衡障害、姿勢不安定性、不安定歩行を引き起こす。前庭インプラントが症状緩和に有効である可能性がある。
【結果】
前庭インプラント埋め込み6ヶ月後、Bruininks-Oseretskyテスト中央値は17.5から21.0に改善(差5.5点、95%CI 0-10.0)。Dynamic Gait Index中央値も12.5から22.5に改善(差10.5点、95%CI 1.5-12.0)。プラセボモードで改善は消失。ただし、インプラント側の聴力は全例で低下を認めた。
【臨床へのインパクト】
両側前庭機能低下患者に対し、前庭インプラントは姿勢、歩行、QOLの改善をもたらす可能性が示唆された。しかし、インプラント側の聴力低下という副作用が全例で認められており、適応を慎重に検討する必要がある。今後、聴力温存型デバイスや長期的な有効性・安全性に関する研究が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

